鑑定書と鑑別書の違い

鑑定書、鑑別書は似ているようで全然違います。

・鑑定書

ダイヤモンドに発行されるものでダイヤモンドの4cなどダイヤモンドがどれだけ価値があるか

評価したものです。ダイヤモンドの成績表のようなものです。

 

・鑑別書

ダイヤモンドでなくとも発行されます。

石の種類や天然か人造かといったことを調べたものです。

 

ダイヤモンドの場合は鑑定書、鑑別書両方発行されます。

・鑑定書の読み方

・シェイプ

ダイヤの形状の事です。いろいろな種類がありますがラウンドブリリアントカットが定番です。

 

・サイズ

例えば画像の表記なら{3.75 -3.82×2.20 MM}ダイヤの直径の最大値-最小値×ダイヤの高さの順に表記されてます。

・カラット

画像だとweightの部分に0.201ctと記載されてます。1カラット=200ミリグラム(=0.2グラム)

・カラー

画像だとcolorの部分に記載。Hカラーはランクではほぼ無色。

・クラリティ

画像のClarityに記載。SI2は肉眼では内包物の発見は難しいが10倍に拡大すれば発見が容易。

 

・ナチュラルカラーとトリートメントはどう表記される。

多くの方が勘違いすることでダイヤそのものが天然でも後から人工的に着色されとしても天然ダイヤとなります。

鑑定書のコメント欄に人工的な着色と書かれた場合はトリートメントダイヤで

ナチュラルと書かれてれば天然の着色です。

 

 

買うと時の注意・・・

・鑑別書付きダイヤとあってもダイヤモンドが人造か天然かは分かりますが品質が良質とは限りません。鑑別書あるからといって良いダイヤモンドだと思わないでください。

・ダイヤ鑑定機関の鑑定書は実は公的なものではないのでどの業者でも鑑定機関を名乗り鑑定書を発行できます。日本国内には多数の鑑定機関がありますが一番の実績と信頼があるのは中央宝石研究所です。1970年からある機関であり、常に多くのダイヤを取り扱っていることが特徴的です。信頼度としては、日本でも最高峰の機関ですので安心できます。鑑定書付きダイヤ買うなら中央宝石研究所は絶対条件にすべきです。

・天然ダイヤモンドの一粒ダイヤネックレスでもカラーは人工的に着色されてることもあります。希少なピンクやブルーは特に注意してください。